俺たちの物語

最も信頼する後輩から、餞別の品をいただいた。さすがに恐縮である。 あのとき俺たちは若かった。難しいプロジェクトも二人三脚でやってきた。二人三脚といえば聞こえは良いが、自分は人間としても先輩としても未熟そのもので、彼に対し...