2022年12月18日 『峠』(中) 時勢をこの目で見るため少数精鋭で京都に向かい、鳥羽伏見の惨状を受けて江戸にもどり、江戸の藩邸整理までを描く。 福沢諭吉との会話に、河合継之助の保守的な越後人格がよく表れていると思う。先見の明があって人望もあって知略もあっ...