床の液状化

数週間前からお風呂前の廊下部分が濡れていることがあった。濡れているとは言っても、よーくみたらフローリングの隙間に少し水が染み出ている感じで一見わからない程度。

あるときその事象に気づいて、何となくお風呂を終えたあとにそれが起きている気がしていたのだが、無論お風呂のあとは自分自身が多少は濡れているわけだから、あがったあとに体をよく拭けてないのかな?くらいの感覚で見過ごした。

マンションの管理人さんに相談してみようかと思っていたが、なんせ平日はホテル生活で週末しか家に帰らない僕と、基本平日だけ常駐している管理人さんはなかなか会えない。ある時の土曜日のAMに見かけたので相談したところ、それは漏水かもしれないとのことだった。

常駐している管理人さんの会社はあくまで共用設備に関する維持管理がメインで、お部屋の個別のことは別途契約してる管理会社に連絡すべきとのことから、そちらへ連絡して症状を伝えた。

この管理会社さんとは、過去にはこんなこともあったので少々苦手だったわけだがここで放置したら余計面倒なことになるのでえいやで問い合わせた。「あなたの住み方が悪いです」とでも言われるのかなーと恐る恐る症状を説明したところ、前回とは打って変わって「今すぐ対応します」的な反応だった。

翌日また電話があって、水道事業者を派遣しますとのことだった。この感じはイヤな予感がした。前回もそうだったが、突如原因を決めにかかって、一点張りで来る感じ。今回もまだ漏水とは決まっていないのに、突如水道事業者を派遣するとの決定。漏水の一点突破で来るらしい。まぁプロがそういうのだから、そういうものなんだろうとお礼をつげて電話を終えた。

その週末、水道事業者さんが来て、お風呂場・トイレ・床・水道メータ格納庫などを小一時間調査した結果、「異常ありませんけど?」と言って帰っていった。

ほらーこうなるじゃんかーって感じ。

翌週になってまた管理会社から電話が来て、今度はお風呂の設備屋さんを派遣しますと。こうやって次から次へと刺客を送り込んでくるってワケ。こういうのが維持費に跳ね返ってるとすると実に無駄が多いなと思ってしまうわけだが、電気とか水とかの設備系の保守ってこれが普通なのかな?

その週末、お風呂の設備屋さんが来て、お風呂場を検査するとのことだった。検査というわりには、ものすごいガリガリぼこぼこと重機でも入れてるんかってくらい音を立てて何か施工している様子。僕はその日はクラウド系資格の認定試験だったので彼らに構わず机に向かって勉強した。

たぶん90分くらい作業して、「直りましたので!」とのこと。少し拍子抜けした。今後のために原因とか使い方が悪いかったとかあるんですか?と聞いてみると、原因は、「お風呂の壁側のパッキン(見えないところ)が劣化していて、シャワーの水とかが壁を伝って床したまで流れて、その水が床に染み出ていた」らしい。

僕は素人ながらにいくつか質問をした。
・劣化というもののリフォームしたてで入居してるので1年経っていない。つまりパッキンは1年持たないのか?→(回答)3年が目安。なぜこんなに早く劣化したのかわからない。
・使い方の問題か?→(回答)わからない。
・これで症状は治まるとして、床下のチェック(腐食とか)は不要か?→(回答)お風呂設備専門だからわからない。管理会社に伝えて連絡するようにしておく。

その後症状は治まっているので一安心。次は床下の専門家が来るのかなー。

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