寒波=災害 というパラダイムシフト

地震は災害、もちろん津波も災害、台風だって災害。
いい加減、「寒波」だって“災害”の仲間入りでお願いしたい。

「天気が悪い」くらいの認識だから、みんないつもどおり行動しちゃって、事故多発・物流停止というエラーを繰り返してしまう。

何となく「備えることができる」と勘違いしている。もちろん個人レベルでは、いつもより早く行動する・徒歩で通勤するといった対策することができ、雪国育ちの俺にとってはその程度の備えができず当日慌てふためくような人を遠目に見ている感はあるのだが、より大きな視点でみると「朝移動して、昼活動して、夜移動する」という1億人の団体行動であって、統制の効かない団体行動ほどアテにならないものはないのである。

例年、高速道路や一般国道の「通行止め」という作戦が各地で展開されるわけだが、それによって「行動そのものをやめる」人は極々一部なわけで、逆に県道や裏道の奪い合いで余計に悲惨な状況になっている。
電車やバスだって、それを運営会社が供給を停止することはできるが、それも同じで手段を奪うことであって団体の行動目的を奪うことができない。

政府が公休日にして、無秩序な団体行動からその目的を奪うしかない。
手段をいくら切ってもあの手この手で行動するのが俺たちなんだから。

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