雪国の宿命

昨晩 23時の新潟市内。大した電飾もないのにこんなに明るい。実に無駄な明るさである。
普段もっと明るくあれ。

雪が積もると暖かいという説がある。わからなくもない。
雪の断熱効果や湿度が高いといった様々な理由があるらしいのだが、歩行に必要なエネルギーが増えるって要因もありそう。
つるつるしたアイスバーンや踏み固められてデコボコした道を歩くってのは、体幹への刺激が大きい。この感じがわからない人は登山をイメージしてほしい。家を一歩出たときからあーゆー感じ。そりゃ5分も歩けば全身がポカポカしてくるのは当たり前だ。

さて、電車は運休、バスは牛歩、車も渋滞&事故多発。それでも「どんな手段を使ってでも這いつくばって会社に来る」のが常識になっている。あれ、テレワークどうなった?
この地にとっては宿命みたいなもんだが、冷静に考えると普通に災害級の出来事
沖縄では台風が暴風域に入ると公休日になるといったように、そうした判断ができないのだろうか。
もちろん業態によっちゃ閉めるわけにいかないとか、少人数での縮退運転が必要なわけだが、そうして活動する人が減ることで、実は物流の効率性は上がるはずであり、とある企業の従業員1人が命がけで会社にいくより、物資を運べるトラックがストレスなく走れるほうがコスパが良い。
事実、今朝はコンビニの商品棚はすっからかんだったわけで。
この縦長の地にとっちゃ南北にのびる国道やバイパスってのは生命線なわけで。
それでも皆 我先にとバスやトラックの前に入り込んでは物流の邪魔をしてるわけで。

自分たちの首を締めてるってわけで。

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