プロテイン=筋肉バカという常識

会社でプロテインを飲んでいると、まあまあ人に声をかけられる。「え!プロテイン飲んでるの!ガチじゃん!」といったように。で、体つきをじろじろ見られる。

矢継ぎ早に、何かスポーツしてるの?何目指してるの?どこのジム行ってるの?と様々なバリエーションを経験した。おそらく一周くらい回って今や僕がこれを胃にぶち込む光景は日常になった。

前職時代もそうだった。お昼はプロテインだったので、周囲が慣れるまでは説明が必要だった。プロテインが、筋トレ愛好者やアスリートだけのものという常識は、少々古い。美容や健康のために良いとする専門家の意見やエビデンスは多数あり、過去5年でプロテイン市場は3倍近く伸びている。でも街ゆく皆々がマッチョになってるわけじゃないから、きっと僕のような利用方法の人が増えているのだと理解している。

一方では、飲みすぎは体を壊すとかネガティブな記事もたくさんあるが、それはあたりまえだ。水だって飲みすぎれば低ナトリウム血症になる。何事も節度や安全な利用方法というものがある。

さておき、僕の常識から見れば「また白米食べてる!」「また菓子パン食べてる!」と言いたくなる毎日だw炭水化物を摂るにしても、オートミールや玄米、全粒粉パスタとかであれと。精製された米やパンはGI値高すぎて毒。
しかし、そんなことを言えばシンプルに人間関係が終わるので言わない。というか個人の自由なので実際のところ何も思わない。

このままいけば、1日3食しっかり炭水化物をとる常識は塗り替えられていくとは思うが、そうした健康への執着は、超高齢化社会という宿命を背負った我々を食い物にする大企業のマーケティングに負けている証拠でもある。そして僕らが健康長寿とか言ってる間にも老化防止・若返りの薬が開発されていて、むしろ白米ドーナツラーメン!白米ドーナツラーメン!みたいな時代が来るのかもしれない。

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