https://ja.osdn.net/projects/alterdnd/
意図せず大事なフォルダを移動してしまい、作業者はその場では気づかず、あとになってそれが事故につながる事例があった。
正直これは、いつ誰が起こしてもおかしくない危険性があると思う。
もちろん、本人が気を付けているか否かもあるし、サーバでadministrator権限で作業するなら普段と違う緊張感が必要というのもわかるが、とはいえ「気をつけろ」「手順をしっかり作れ」「作業内容を記録しろ」といった根性論、精神論では対策したと言えない。だってそれは一瞬の出来事で、本人ですら自覚がなかったのだから。
また、仮に気づけたとして、ことが起きてから戻すことの難しさにも言及しておいたほうがいい。ctrl+zで戻せると思うが、本当に戻ったのかどうかを検証するのは、ファイル数が多ければ至難。だからやっぱり、事後で見つける方法を磨くよりは、絶対に防ぐためにどうするかを考えたい。
そこで、ひとまず自分の端末にだけこのソフトを入れてみた。タスクトレイに常駐して、D&Dを防御してくれる。小学生並みの感想だが、すごく良かったです。恣意的に使いたい場合にはctrlあるいはshiftを押しながらであれば使える。
レジストリで感度を鈍らせるといった対応もあるようだが、それだと使いたいときに使えないし、鈍らせるだけではやっぱり対策したとは言えない。
部門の端っこの人たちには、「何か問題があったらしい」→「手順をしっかり守る」みたいな文脈で伝わってるみたいだし、残念。
もし中枢にいる人が、問題への解像度が粗いまま対策を考えるような人だったとすればそれも残念だし、周りで疑問を持つ人がいないとすれば、もっと残念。
windowsエクスプローラ上でのドラッグ＆ドロップを無効化するソフト
