借りた本、読まずに返した

昨年夏、同じチームで僕が今身近で最も尊敬する先輩から「これおすすめ」とのことで本を借りた。読み始めたが30%程度読んだところで止まってしまった。

内容としては、明らかにプロジェクトワークに使えるものだし、僕なんかの知見をはるかに上回るハイレベルなもので、なおかつ全く理解できないということでもなく純粋に勉強になる内容だったに違いないのだが・・・

読み始めるとどうしても眠くなってしまって、完読は早々に諦めた。きっと、僕のナイ脳みそでは処理しきれなかったのだろう。早々に、これはもう読まないだろうなと決めたのだが、感想を聞かれたらどうしようかと返却するタイミングを逸してしまった。

そうこうしているうちに、半年近く経ってしまった。家ではこの本(なかなか存在感のあるハードカバー)を見るたびに、「うわ、まだ置いてある・・・どうしよ」的な負の感情に押しつぶされそうになっていた。

だってさ、仮に完読したとしても半年は借りすぎでしょw

ということで、単純に詰んだ。読まないなら早々に返して僕には合いませんでしたと言うべきだったし、読むならちゃんと読むべきだった。いずれにせよ2週間くらいで返す案件だったに違いない。

で、半年以上経過した今日、勇気を振り絞って返却した。
「実は読みませんでした」「読んでないために返す勇気が出ませんでした」と。

笑って見逃してくれたわけだが、もう二度と人から本を借りるまい!と誓った。と同時に、いつか今回の本が本当に必要になるタイミングで自分で買って読んで、良さを語れるようになりたい。と思いましたとさ。

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