100点ばかり取らなければよかった

勉強のできる子が、「俺テストで100点ばかり取らなければよかった」と言っていた。聞けば、友達は100点を取るとお小遣いをもらえるのに、自分はテストで100点を取るのは当たり前なので何もご褒美がないと。他人が聞けば「なんだ、自慢かよ」と思うかもしれない。だってどう考えても学校のテストで100点をとれるほうが羨ましい。

好きなことで生きていける時代になったとは言え、まだまだ勉強ができるという能力は社会に出るスタートラインを高める一番の要素になっているし、その後も出世しやすい構造になっている。逆に、勉強から脱落した子は「好きなことで生きていける」という勘違いから10代そこそこで犯罪スレスレの社会で生きている。

ということは、やっぱり目先のお小遣いよりは、毎回100点を取って成績を維持したほうが時間割引率が低くなる賢い選択であるということだ。つまり今得られる数百円なんかより将来得られるウン百万円に高い重要性を置くということ。イケイケのインフルエンサーたちは高校も大学も意味がないとはいうものの、勉強で勝負できるタイプの人にとっては大いに意味がある。

これからも安心して100点を取り続けられるように応援したい。ちなみにこれは僕の息子の話。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA