LUUPのサブスクプラン、再検討

まぁそうなるよねって感じ。もともと30分200円がベースの価格体系としつつも、サブスク方式では月額3000円で初回30分が毎日無料というトライアルしていたわけだが、結局はこれを引っ込めて再検討になった。

そもそもこうした物理的なマシンがあって提供台数に上限があるビジネスにおいてサブスクってのは向いてないのかなと思う。自宅とステーションが近い人はいつも使えることになるし、そうでない人はいつ行っても空きがなく次第にサービスから離れていくことになる。

プロバイダにとっては稼働率はあがるのにイマイチ儲けにつながらず、しかも利用者は増えないし知名度も上がらない。むしろ利用したいのに使えない人の不満の声が大きくなり、ネガティブキャンペーンにつながっていく。

もっと普及して、十分に行き届いた状態になっていればまだマシだと思うが、もちろんそれらが1円も生み出さない遊休時間になってしまえば元も子もないため、最適な配備計画が必要になってくる。しかし、まだそこまでは統計データが習熟していないと。

自分の場合も、今でこそ都外のオフィスに出勤しているが、最寄りのオフィスに出勤することになれば、「わざわざ電車を使うまでもないけど歩いたら10分かかる」という状況に対して、LUUPが月額3000円なら使わない手はないが、一方では毎回確保できるか不安でゲットできなければ逆に3000円の価値はないなと思ってしまうことは容易に想像できる。この辺の利用者の不公平感や不安感を最適配置によって払拭できるようになればサブスクもありなのかなと思う。

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