お散歩がてら、最近（個人的に）流行ってる靖国神社参拝。
本日12/10は謎の団体の大行進に遭遇。制服姿の学生らしき団体が一糸乱れぬ行進をしていた。
どうしても気になって偶然となりで見ていた方に、「この方たちって・・・？」と聞くと、「防衛大の学生だよ」と教えてくれた。
年に一度、横須賀の防衛大学校から凡そ80キロの距離にある千鳥ヶ淵戦没者墓苑と靖国神社まで徒歩で行進する行事があるらしいのだ。教えてくれた方の言いっぷりからして、本当に80キロ行進するわけではないことはすぐに理解したのだが、それでもこの行事が昭和37年頃から始まったことを考えれば、当時はきっと全行程を徒歩で完遂してたんだろうな。
この方は息子さんが行進をしていることを誇らしく思いつつも、僕との会話では「あくまで有志のみ」といった表現が強調されているように感じて、少し寂しくなった。そんな言い訳をしなくても、赤の他人の僕でさえ誇らしく思うのに。ネット上で本件を取り扱う記事においても「学生行事であって学校行事ではない」、「有志のみであり強制ではない」といった表現が多く、やっぱり否定的な見方もあるのかな。
どうあれ、18歳やそこらで国を守る仕事を選ぶ時点で、僕らとは見ている景色が違うのだなと心の底から関心する。前の晩は新宿トー横界隈で厳しい光景を目にしただけに、今朝この光景を目にしまだまだ捨てたもんじゃないなと。
