迎賓館赤坂離宮

迎賓館赤坂離宮

日本政府が外国元首や要人を迎えるための公式な迎賓施設。赤坂離宮意外に、迎賓館宮殿(千代田区)、迎賓館京都御所(京都市)がある。
赤坂離宮は明治時代に建設され、昭和天皇の時代に大規模な改修が行われた。戦後昭和30年代に再度改修が行われ、現在の姿となる。その後も現在に至るまで小さな維持補修が継続されている。

日本で唯一のネオバロック様式の西洋宮殿。装飾的な彫刻、アーチ状の玄関やドーム状の天井、大理石や花崗岩を使ったファサード・床、華麗絢爛な内装等。それらはまさに19世紀の西洋の強さそのもの。

また伝統的な日本庭園との調和も良い。池・橋・噴水・季節ごとに変わる草木や花を楽しめる。

文化財はその維持と利用のバランスが難しい時代に入っている。文化的価値があっても利用者がおらず赤字を流し続ける文化的施設は多い。僕はそんな施設は早々に壊してしまえと思う派ではあるが、赤坂離宮に関しては日本の象徴として存在しつづけ、要人接待として超重要な現役の役割があり、それでいて一般公開することでフル回転させてる点はすごい。多少お高い利用料をとっても頑張って維持し続けてほしいな。

あと、庭園のキッチンカーが提供してるアフタヌーンティーセットは、事前予約が必要なんだが2ヵ月待ちだとか。軽い気持ちで注文しに行ってあしらわれた苦い思い出。

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