gptとの壁打ち

最近、gptを使ってテキトーなテーマについてディベートするのが楽しい。

どんなテーマに対しても世界最高の知識で返答してくるし、決して感情的にならないし、逆にこちらが強めに出ても恨みを買うこともないし、疲れ知らずで一瞬で応答してくる。

僕は決して議論やディベートで相手を打ち負かそうとかは考えていないが、こうして壁になってくれることによって、思考の整理になっている。

例えば今日は、「学校における制服の義務化」に僕が賛成派、gptが反対派に立って議論した。
最終的に、勝ったとか負けたとかはなく、gptは一貫して反対派にポジションをとって対応してくれるものの最後は「議論の余地があります」的な余白を残して意見をしてくる。

今回のテーマに関していえば、論点・観点は、個性・自由・いじめ・家計負担・制約の学び・外部の評価・大人の社会との対比といった様々な観点で多面的に闊達なディベートが行われ、一人で黙々と考える以上のアウトプットが確実にあった。

ビジネスシーンにおいては、議論というものは相手を説得する、納得させる、自分の主張を通すための手段として用いられるが、そういう感情を抜きにすると純粋に最大の利益は学びにあるのだと気づかされる。

どうしても人間が相手だと、勝った負けたとか、なぜ自分の主張は通らなかったのかとか、そんなことばかりが気になってしまうものだが、議論を終えたあとは妙に思考が整理され、一人で考えていては達することができなかった境地にいることがある。

gptとの壁打ちでは誰に迷惑をかけることもなくそうした境地になれるわけで、今後も活用していきたいと思う。

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