久しぶりにCCレモンを飲んで幻滅した。甘すぎる。
小学生時代に愛飲した飲み物で、数ある炭酸系ジュースのなかでも群を抜いて好きだった。
最近のバージョンは炭酸が弱くなったのか、それとも甘味が強くなったのか、無論そうでないとしても自分の味覚や趣向の変遷が大きいとは思うのだが。
炭酸系ジュースは、その刺激的な感覚が糖の甘味を中和させるため、甘味を感じにくい。
これを美味しく仕上げるためには、大量の砂糖や高果糖コーンシロップが必要になる。その証拠に、炭酸が抜けてしまったそれらは、シロップを直飲みさせられているかと思うほど甘い。
「炭酸を飲むと骨が溶ける」という科学的な裏付けのない忠告をしてくる大人たちはたくさんいたが、糖尿病になる・肥満になるといった科学的で十分に発生しえるリスクを忠告してくる大人はいなかった。
幸いにして高校生くらいになると自然と炭酸飲料やジュースは飲まなくなったし、今のところ肥満や糖尿病の予兆はどうやらなさそうだが、祖父と父が2型の糖尿病患者なので油断できない。
大人になってからはもっぱらコーヒーに頼るようになったが、コーヒーも飲みすぎればカフェイン中毒・睡眠障害・胃が荒れるといったリスクはあるし、そんなことを言えば水だって飲みすぎれば低ナトリウム血症や水中毒での死亡事例もある。
何事もほどほどが大事。そして結局冷えた麦茶が一番うまい。