ライトユーザの肩身の狭さ

ラーメンを食べに行く、スポーツ観戦に行く、ジムに行く、サウナに行く、カフェに行く。

最近、こういう大衆向けの体験において、ヘビーユーザ層とライトユーザ層での分断が起きてる気がする。自分はこういう1つ1つに熱狂しきれないライトユーザ層であり、肩身が狭い。

いつも何かお作法を間違えてないだろうかとヘビーユーザたちの視線が気になる。

たとえばこんな感じ。
・ラーメン屋では、最初にスープを飲まなければならない。
・スポーツ観戦では、選手に合わせて応援を切り替えなければならない。
・ジムでは、ひょろがりがタンクトップを着てはならない。
・サウナでは、水風呂を楽しまなければならない。
・カフェでは、呪文のように難解なメニュー名をスラスラ頼まなければならない。

こうしたヘビーユーザ層が醸し出す文化や同調圧力が気になって、心の底から楽しめないライトユーザ層は、俺だけではないだろう。
これも結局、インターネットが作り出した世界観だと思う。ヘビーユーザがどのようにふるまっているかを、ライトユーザは知る必要がなかった。なかったのに、SNSやYouTubeで知ってしまった。そういう状況でライトユーザの分際が入っていくってのは、昼休みに隣のクラスに入っていくくらいの緊張感がある。

否、本当は俺のことなんか誰も見ていない。わかってる。頭では理解している。でもこうした防衛本能を前に頭での理解は無駄な抵抗だ。
こういうとき、ライトユーザはライトユーザで徒党を組んで入ると良い。2人か3人でもいい。1人よりは随分と気が楽になる。あぁ、気軽に誘えるライトユーザ友達がいたらなぁと思う。

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