御堂筋線(みどうすじせん)
堺筋線(さかいすじせん)
今里筋線(いまざとすじせん)
最近よく大阪へ行くようになって、気になってた。
大阪の路線名特有の「すじ」とはこれ如何に。
一応調べる前に仮説を立ててみる。
①系譜を表現しているのでは?
たとえば御堂さんという地主(か藩主か貴族)がいて、御堂筋は御堂さん系譜の人たちの管理下だった。
ある業界と通じていることを「その筋の人」というような感じで、名家や藩主の系譜を「すじ」と呼んでいた説。
②細い道を表現しているのでは?
大阪や京都は、道が細いイメージがある。昔から政治経済の中心地で人やモノが集まるのに土地は狭いから、細い道が蜘蛛の巣のようにとか、碁盤の目のようにとか表現するけど、その細さを強調するなら「すじ」という比喩も外れてない気がする。
で、答えがこちら。
大阪市内は、道路が縦横に規則正しく交差した「碁盤の目状」に配置されている。
南北に走る道路には「筋(すじ)」、東西に走る道路には「通(とおり)」という名前が付けられている。
うん、仮説②は当たらずしも遠からず。南北方向か東西方向かで呼び名が違うってわかりやすくて良き。自分がどっち方向に移動してるかわかるんだね。
たしかに御堂筋線は南北にまっすぐだ。勉強になりました。