自分のテリトリーのサイズ感

自分のテリトリーのサイズ感、人との距離感がわかってない人が増えたと思うこの頃。

なんか難しい表題なんだけど、昨日1日だけで「あれ、おかしいな」という光景に3度出会った。人との物理的な距離感がずれてる人が多い気がする。

①電車でつり革をつかんで立っているときに、同じく隣で立っている人が上着のポケットからスマホを取り出す動作で、俺に肘が突き刺さった。特に謝るでもなく気にする様子もない。
どーしてそーなる?俺のことが見えてないの?
見えてないとしても、明らかに肘が俺にぶつかってるんだから、なんかリアクションがないと俺にとっての本件の落としどころが見つからない。かすったという感じではなくて、きっちりエルボー入りましたくらいの感触でぶつかってるんだけど。

②新幹線の車内で傘を脇で抱えながら通路を歩いてる人の、その傘の先端が通路側に座ってる人の膝をかすめながら歩いてる。どーしてそーなる?むしろ傘だけは人に当たらないように体の正面で持つとか工夫して。

③新大阪の新幹線改札付近で、でっかいバックパックを背負った女性が思い切り振り向いた拍子に、おそらく息子と思われる子供の頭をバックパックが殴るようにぶつかった。
どーしてそーなるかな。バックパックを背負った状態の自分のサイズ感が把握できてないのかな?

この三つ、すべて同じ日(6/7の朝)の出来事。自分のテリトリーのサイズ感と人との距離感が把握できてない。考えてみれば、人混みを歩いていても自ら事前に避ける行動をとる人は少ない気がするし、いつも俺が先回りして人を避ける対応をしてる気がする。

個人的には、危機意識というか安全意識として、「両手間隔」ってのがある程度染みついている。体育のときに、両手を広げて前後左右の人とぶつからない間隔をあけるアレ。
外を歩くときも人を避けるときも、何かモノを運ぶときやエレベータの中でさえ、ぎりぎりすれ違えるみたいな状況に漠然とした不安があるので、赤の他人とはできるだけ近づかないようにしてる。
極論、外を歩いていて相手が正面から歩いてきたら、俺は反対車線側の歩道に移動して絶対にぶつからない状況を確保するみたいな。人より警戒感が強いなと実感することは今日が初めてではないが、それにしたって多くの人は警戒感というか、自分のテリトリーのサイズ感が狂いすぎてやしないか。

もちろん、スマホ歩きをしてるってのも可能性はあるが、今日の3件については関係がない。

なんというか、周りが見えていない人が増えてるんじゃないかと思う。
人にぶつかったという事実より、自分の行動にしか気が向いてない。余裕がないと表現すればカワイイもんだが、俺から見ると、余裕があっても自分のことしか見えてない人が多いのかなと。ちょっと残念に思う3事案。

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