５月になると、テレビメディアは暑いだの異常気象だの騒ぎ立てて、街頭インタビューでは上品なアームカバーとサングラスに日傘をさしたマダムたちが「今年は異常ですね」「こないだまで肌寒かったのに」と驚きを隠せない様子だ。
この茶番、いつまで続ける気？
５月は暑くなるの。そろそろ覚えて。
念のため調べると、昨年2022年も５月に猛暑日（35度以上）を観測してるし、2019年は５月の北海道で39.5度を観測、何もここ数年のみならず、1993年の５月は埼玉県で37.5度を観測。
太古の昔は知らんが、今を生きる俺たちは５月が暑いことを知ってるはずなの。
気象予報士やニュースキャスターがよく言う「記録的暑さ」って単語も、定義がわからない。
“的”ってナニ “的” って。それを言い出したら俺の100m13秒も記録的なんですけど。
観測史上最高記録更新とか、猛暑日の最速記録更新とかならわかるケド、所詮過去イチではないから”的”なんでしょ。
むしろこうしたつまらない茶番を毎年欠かさず見せることで、国民を寒くしようとしてるなら敬服するけど。
熱中症予防だけアラートしたら、「暑い」「寒い」は報道しなくていいよ。
今後の展開もわかってる。
６月になるとちょっと雨の日が続いたりして寒暖差に気を付けてくださいみたいな。
７月になると今年一番を記録してお年寄りの熱中症による死亡事故が起きて。
８月になると電力不足が加速して節電・省エネ・お部屋は28度・クールビズだと言い出して。
９月になるとまだまだ残暑がうんぬんかんぬん。
10月になるとあっという間に夏が終わり肌寒い季節になりましたね。
わかってんよ。毎年これだから。
