前職では、宿泊を伴う出張においては法人契約している某有名ホテルチェーンを利用することを強く推奨しており、そうでないホテルに泊まるには相応の理由が必要だった。またいずれの場合でも一泊の精算上限額は8,000円だった。
現職では、法人契約しているホテルは何社かあるようだが、10,000円以内であればどこでもよく、特に理由が求められることもない。今までと比べると、これが絶妙にストレスフリーでうれしい。
個人的には、部屋のグレードや快適さにはあまり興味がなく、ビジネスホテルであればどこも大差ないと考えているのだが、朝食のレベルと立地については仕事のモチベーション維持のために重要な要素だ。
朝食は、朝食会場(レストラン)があるホテルが良い。なかには教室で給食を食べるかのように、ロビーで朝食を展開するチェーンもあるが、それは微妙にストレスだった。狭苦しく、朝食の人とチェックアウトの人でごった返し、椅子と床ががりがり擦れる音や隣の席の喋り声も丸聞こえで、落ち着いてコーヒーの一杯も飲めない。
駅近の好立地で広い朝食会場は作れないのかなーと思わなくもないが、1Fロビー、2Fレストラン、3F以上が客室ってことで解決できるんだから、もうちょっと頑張ってほしいって感じ。
立地は、翌日の訪問先の徒歩圏内にこだわりたい。特定のホテルチェーンに限定されるとどこでも歩いて行けるわけでもなくて、せっかく出張で近くまで来てるのにそこから電車でさらに30分かかるといったこともざら。何のためにここまで来たのかって感じ。
雨が降ったり、慣れない土地で最高効率で移動できなかったりする場合もあるから、時間は余計に見ておく必要があり、朝から心身リソースがもっていかれる。
県外出張のホテル選びが自由になって、こうしたストレスが減ったことがうれしい。
あとは、基本的に自宅発の直行直帰で一人行動ってのも自由度が高くて嬉しい。