トランス・ワールド(2013, アメリカ)

サマンサ・ジョディ・トムの3人が、それぞれ異なるタイミングで車のトラブルをきっかけに、山小屋に避難することとなり、実は彼らは3世代親子でここだけ時空がめちゃくちゃな空間という設定。
彼らは不遇な幼少時代を過ごし親の顔を知らないため最初は気づかないのだが、次第に3人の関係性が明らかになっていく。

このパターンはあまり好きではなく、そうと知らず見始めてしまった。
なぜ好きでないかと言えば、どうしても「整合性」ばかり気になって入り込めないから。

たとえばここでこうしたら未来が変わるとか、でも未来が変わってるとすれば、なぜ今ここでその変わらなかった側の未来を前提とした話をしているのかとか、このジレンマがつきまとう。

だけどこの映画は、時空のゆがみとかタイムリープとか、そっちにピントが当たっておらず純粋に楽しめた。制作に力が入ってない感じがよかったのかもしれん。

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