食後は、即歯磨きすると無事食欲が減退するのでオススメ。
現状はダイエットしているわけでもないのだが、この作戦がアルコールを控えるための実用プラクティスになっている。
夕食の最後の一口を飲み込んだと同時に、ノータイムで歯磨きを開始する。考える余地を与えない。
思考停止で右手に歯ブラシ、左手に歯磨き粉を手にとれば、その晩、我は勝ち確なのである。
少しばかり副作用がある。歯磨き後は、なぜか眠くなる。
パブロフの犬という有名な実験があるが、「ベルを鳴らすとエサを得られる」を繰り返すと、ベルを鳴らすだけで唾液が分泌されるようになるというもの。
どうやら俺は36年の歳月をかけて、「歯磨きすると眠くなる」ように体を作り込んできたらしい。食べてすぐに寝ると内臓への負担が大きいため、これは上手にバランスをとっていく必要がある。とはいえ、全身にアルコールを染み渡らせて寝るよりは数倍マシであると思われ、もう少し実験していきたい。
結局は、あまりにも満腹の状態での就寝が良くないのであって、ある程度満腹感は抑えつつ胃にやさしいものを取り揃えておけば、食後の即就寝だとしても翌日の不快感や将来の健康には悪影響はないだろう。
もっといえば、究極的には寝てる間は空腹感を感じないわけだし、空腹だとしても睡魔は襲ってくるのだから、空腹のまま寝るのが一番良いのである。朝に栄養素の高い食事を集中させる作戦もありだ。
ただし自分の場合は、ワークアウトを夕方こなしたい関係から、筋肉たちに栄養を配りたいジレンマを抱えている。そこでプロテインだ。夜をプロテインだけにできたら理想的かもしれない。