大雪の思い出

2018年1月某日、仕事で会津から新潟に高速バスで帰るのに、12時間かかった。
夕方18時に出たバスが、翌朝6時に新潟駅に着いた。
通常であれば車で1時間、バスでも2時間の距離だ。
この日は高速道路上でトレーラーが横転し、バスが立往生したのがトンネル内で身動きがとれなかった。一番の問題はトイレだった。新潟-会津の短距離便に化粧室はない。
自分は幸いにして便意が襲ってくることはなかったのだが、同乗していたおばちゃんが可哀そうだった。
もちろんバスを降りて処理するしかないのだが、トンネル内は明るく隠れる場所がない。しかもながーいトンネルの真ん中で立ち往生してるもんだから、前に出るにも後ろに出るにも10分以上歩かねばならんだろうという状況。降りて戻ってくるまで30分以上かかったと思う。
個人的にはPCバッテリーが早々に切れたのがきつかった。以来、コンセントタイプの差込口のあるモバイルバッテリーを持ち運ぶようになった。

2018年2月某日、仕事で米沢から新潟への電車が運休で、JRが手配したタクシーで新潟まで帰った。19時頃出発して、着いたのが深夜2時頃だった。
基本的に寝てるだけだったんだが、着いた頃にはメータが5万円になってて驚愕した。
もちろんこれはJRさん負担なわけで請求されたわけでもないんだが、この路線はしょっちゅう止まっているので こんな感じでタクシー手配してたら赤字路線どころの騒ぎじゃない。

雪国の冬は、原則リモートワークを推奨するくらいでちょうどいい。

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