せめてガッツポーズまではやらせてあげてほしい

ゴールを決めた選手が走り回って決めのガッツポーズをとるまでは、やらせてあげてほしい。
ガッツポーズする間もなく「もみくちゃ」にするのは、本人と事前合意してのこと?
ましてや後ろからチョークスリーパーばりに飛びついておんぶみたいになって、もはやあれは遺恨残るやろ。

ファンである我々も、ゴールを決めた選手のガッツポーズが見たい。
渾身のガッツポーズや雄叫びまで見て涙したい。

理想的なのは、①ゴール決めた選手が味方を振り切って観客席(かベンチ)に走り寄って、②渾身のガッツポーズや雄叫びで最高のボルテージになり、③その直後に仲間が走り寄ってきてもみくちゃに叩かれる。ここまで含めてエンタメとして完成させておいてほしい。

ドイツ戦のDOAN選手のゴールは、もみくちゃフェーズに入るのが早すぎて見てられなかった。KAMADA選手のハグが早すぎる。翌日のあらゆるニュースメディアのトップ記事になるんだから、ガッツポーズの画(え)を作らせないとダメだよ。もっといえば日本のサッカー史に後世語り継がれ、YouTubeとかで何百万再生されるんだからさ。
一方でスペイン戦のDOAN選手のゴールは、ベンチまでの距離が十分あったので雄叫びをあげながら味方を振り切って走り回る画が長めに取れて良かった。ベンチメンバーの迎え入れ方もソフトで良かった。トータルで完成されていた。見ている側もモヤモヤしなかった。
同試合の2点目はアレはアレでもちろんよかった。主審のゴール認定の画からのTANAKA選手のガッツポーズともみくちゃ。

こうしたゴールパフォーマンスがエンタメとして成立しているかどうかが気になってソワソワしてしまう。
「すぐにもみくちゃにされないように逃げ切ってくれぇぇと思いながら見てる」って同僚に言ったら、「そんな見方してる人は誰もいないと思います」って言われた。

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