1900年生まれの人の平均的な人生

を考えてみた。

1900年:生誕 世界の愛を全身に感じる。
1905年:5歳 日露戦争、日本人100万人死亡。
1914年:14歳 第一次世界大戦、世界が極度の貧困に。
1929年:29歳 世界恐慌、もっと貧困に。
1936年:36歳 二・二六事件、あわや国家転覆。
1937年:37歳 日中戦争、また100万人死亡。
1945年:45歳 第二次世界大戦、さらに200万人死亡、からの敗戦。
1946年:46歳 以後数年はマッカーサーの言いなり&国際社会から疎外。
1959年:59歳 一般家庭にテレビが普及。
1971年:71歳 一般家庭に車が普及。
1973年:73歳 オイルショックでトイレットペーパー争奪戦。
1987年:87歳 バブル経済で最高潮、歓喜。(ただし87歳)
1995年:95歳 Windows95 発売、歓喜。(ただし95歳)

これが、ベースである。
大事なことなのでもう一度、これは「もっとも不幸な人の人生」ではなくベース。
100年前の人の平均的な人生。このうえで個々人の幸・不幸の波があるわけだ。

月並みな表現ではあるが、今の時代がどれだけ恵まれているかがよくわかる。
単なる年表ではなく、こうして人生として見ると自分の今に投影しやすくなる。

現代人の悩みなんてのはせいぜい、地位・名誉・人間関係 といった程度だ。
100年前までは、そんな「高級な悩み」は概念すら存在しなかっただろう。

この人たちが頑張って世界を良くしたんだな。
俺も100年後の人に何かできるかな。
たまに息止めてCO2削減に貢献しちゃおっかな。

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