earth アース(ドイツ, 2008)

「人間は温暖化のことをもっと考えよう」的なメッセージが、いらなかった。
いや、そういうドキュメンタリー映画ですから!って怒られそうだけど、映像そのものを純粋に楽しんで気持ちよく終わりたかったが、最後に「個人ができることを今やろう」的な安っぽいメッセージに、正直がっかりした。

考えてみれば、確かに2008年あたりは、京都議定書が盛り上がってた気がする。
アメリカが離脱したとか騒いでたのもその頃?

タンビカンザシフウチョウのキャラが強すぎて、ほかのことは数日で忘れると思う。
鳥は、最後まで生き残るのかもなぁって素人ながらに思った。何となく、進化の方向性にバラエティがあるし、何より飛行能力とあのカッコいいフォルムは、チートだと思うんだよな。

創造主がいたとすれば鳥だけを贔屓したか、または主は鳥だったか。
あんな真っ青な目とか、真っ赤な羽とか、各々が他の動物と違って明らかに美しく進化していて、地球の特別な好迎を受けているというか、それらを神々しいと表現するに相応しい、唯一の種と思える。

脳ミソが小さいからアホというのはむしろ前時代的で、コンパクトで適度に高機能を積んでいるほうが未来的だと思う。コンピュータが小さくなりすぎたからか、哺乳類の脳みそはいささかデカすぎるであろう。

鳥にしてみれば、ヒト科は脳みそ重すぎて腰や首を悪くして最後歩けないって一番間抜けじゃんとな。

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