以下は全て似たような意味。
いろんな時代、いろんな国でみんな同じ答えに行き着いてるのがおもしろい。
知る者は言わず、言う者は知らず – 老子 –
物事をよく知らない人ほど、何でも軽々しくしゃべるものである。
雄弁は銀、沈黙は金,- トーマス・カーライル –
説得力のある言葉を持つことは大事だが、黙るべき時を知るのはもっと大事である。
ダニングクルーガー効果,- デイヴィッド・ダニング&ジャスティン・クルーガ –
能力の低い人ほど自分の能力を過大評価するという認知バイアス。
能ある鷹は爪を隠す,- 北条氏直 –
優れた能力のある人はそれを無駄にひけらかしたりしないということのたとえ。
空き樽は音が高い,- 日本のことわざ –
中身のない人間ほど得意そうにしゃべりたてる。
無知の知,- ソクラテス –
自分に知識がないことに気づいた者は、それに気づかない者よりも賢い。
(これはちょっと違うかもしれないけど無理やり仲間入りさせた)
どうやら、とりあえず黙っておけば知的に見えるらしい。
しかし本当のところは、「馬鹿の山」(ダニングクルーガー曲線の最初の山)にすら登頂していない斜に構えた人が大多数を占めるとは思う。
そういう意味ではもう少しポジティブに捉えて、少し知識をつけた程度の人がキャンキャン吠えるのは、むしろ何かを習得するときの「実践の場」という解釈でいいと思う。