セブンイレブンのコーヒー、どうやら「軽め」は「薄め」じゃないらしい。
使う豆の量はすべて一緒で、抽出仕様を調節することで異なる味わいを出しているそうだ。
実は自分は少し穿った見方をしていて、「濃いめ」が従来品で、「ふつう」がちょい薄、「軽め」がしっかり薄いのかと思っていた。
もっとはっきり言うと、いわゆるサイレント値上げ的なやり方なのかと思ってた。一時期コンビニ弁当の嵩上げで大騒ぎする馬鹿が大量発生していたのもあって、自然とそういう歪んだ認知が形成されてしまっていた。
実際のところ、濃いめはじっくり時間をかけて蒸らし&抽出を行う。軽めの場合はサッと2回に分けて抽出するらしい。
自分は、時と場合で使い分けたいのでこの仕様はとても助かっている。朝だけは「濃いめ」が飲みたい。午後以降であれば「ふつう」か「軽め」が飲みたい。
スターバックスなんかでもお願いするとそのようにしてくれると聞いたことがあるが、なかなかそういうお願いをする勇気もない。勇気というか、誰かにわざわざお願いしてまで実現することではないなと早々に諦めている。スタバは特に、もうちょっと薄くてもいいんだけどなぁと常々思う。
セブンイレブンは、ソフトウェアのバージョンアップで対応できるようにした点が勝ち確だと思う。物理スイッチがないので、すべてソフトウェア仕様で対応でき、今回のような更新も機械の交換なしにできるわけだ。
一応言っておくとスタバを代表とするカフェは、第3の居場所的な市場なので安くてウマいコーヒー勝負じゃないことはわかっているが。
ともかく、何の根拠もなくサイレント値上げだと思っていた点を反省したい。