ガタン!ってしないでほしい

二人用オフィスデスクが並べてある感じのフロアなもんで、隣の人が「ガタン!」て振動を立てるのが微妙にストレス。
道具を勢いよく置いたり、手や肘を強くついたり、着座の際に全身を預けたり。いろいろなガタンに疲れる。それでも今の隣席者に悪意がないことは確実なので、涼しい顔でやり過ごしている。

ところで、デスクに限らないけど、共有の資産をもう少しソフトに扱えないものかと疑問に思うことが多い。
たとえば、男性トイレの水を流すボタンと、同じくトイレの手洗い場のプッシュ式蛇口。
あれを全力で押す人多すぎ。もっと優しく押しても流れるよ?
特に最近のはボタンの面積が大きくなってるから、昔のとちがって押しやすいよね。
あとプリンターの給紙トレーとか排紙カバーの開け閉め。ガチャガチャ全力でやらなくても大丈夫だから。
振動や衝撃は機械寿命を縮める天敵なので、やさしくソフトに使ってください。
ゆっくりやれということではなく、あくまで素早く。

これはさ、問題は「筋力がない」ことだと思うんだ。一見すると逆のことを言ってるように聞こえるかもしれないが、「モノを優しく素早く扱うには、筋肉が必要」だと主張したい。

重たい荷物を床に置くときを想像するとわかりやすい。筋力がある人はソフトにおけるが、筋力がない人は重力に任せて「どすん!」と置くしかない。自分が上手に体を動かすことで「ソフトに扱える」ことを知らない。それの縮図が、冒頭につながる。

「力加減」という言葉があるけども、力がある人は加減がうまい。力がない人はそもそもの出力が小さいから目立たないだけであって、実は加減する能力も低い。

やさしく素早く座る、やさしく素早く押す、やさしく素早く開け閉めする。やさしさと素早さを両立した所作が好き。

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