Google Arts で美術鑑賞①

最近、昼休みに見てる。おもしろい。主に名画と言われるような美術作品を見てるんだけれどもそれまで全然興味がなかったから、人・作品・年代が全然リンクしない。
少しだけ覚え始めたので記録しておく。自分の言葉で書くので詳しい人が見れば間違っているかもしれません。

初期ルネサンス(14世紀末~15世紀) 
それまでは簡単に言えばヘタクソな絵が多かったが、ここから遠近感・奥行きのある表現が上手になった。人間のスタイルが自然になった。筋肉や四肢が詳細に書かれて肉感が伝わる。
この時代の代表作品:ヴィーナスの誕生(ボッティチェリ)、受胎告知(フラ・アンジェリコ)

盛期ルネサンス(15世紀末~16世紀初め)
初期ルネサンスの流れを汲んだ最終形、完成形で、人体の自然な表現、顔の細微な表情、構図や色使いのレベルがどんどん上がった。レオナルドダヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロといった日本の教科書に登場する有名どころが排出された時代。それでもたった30年くらいらしい。
この時代の代表作品:モナリザ・最後の晩餐(レオナルド)、ダヴィデ像(ミケランジェロ)、アテナイの学堂(ラファエロ)
(個人的にはラファエロが書く聖母が好き。赤っぽい服と丸みを帯びた可愛らしい顔面が良き。)


バロック美術(17世紀)
明暗を駆使して臨場感のある、スポットライトを当てたかのような書き方が流行した。
ルネサンス期と違ってイタリアばかりではなく、スペインやオランダにも広がった。
この時代の代表作品:真珠の耳飾りの少女(フェルメール)、夜警(レンブラント)


新古典主義(18世紀後半)
古典に回帰する動きが出てきた。古典とは、ルネサンス期より前のローマ美術、ギリシャ美術のこと。それまでの軽快で派手な感じから、重苦しい、格式高い感じが再燃してきた。
ローマ時代やギリシャ時代を尊ぶ感じだと思う。あとナポレオンの絵が多い。
この時代の代表作品:ベルナール峠からアルプスを越えるボナパルト(ジャック=ルイ・ダヴィッド)

ロマン主義(18世紀後半)
新古典主義への反発で、もっと自由に描こうという流れ。これは革命とか社会体制への反発といった時代背景もあったようだ。個人の自由な思想、欲求、幻想、恋愛みたいなものを絵や音楽や文学で表現する時代。
この時代の代表作品:民衆を導く自由の女神(ドラクロワ)

とりあえずこのくらいでやめておく。
たぶんこのあと近代になってくると、モネやゴッホといった印象派たちが登場してくる。
あのヒマワリのやつとか、傘の少女のやつとか、ぼやーっとした自然の絵が多いイメージ。

個人的にはルネサンス期、ラファエロが好き。

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