wordが少しできると重宝される

この記事にかぶせていく。

今日は実務補習のチーム作業で、各々が作成したワードファイルをマージして文章を校正する作業を行った。もちろん手戻りは最小限にすべく、事前にテンプレートを作り込んで皆さんに展開した。
おかげでほとんど労せず合体し、小一時間で1つの提案書にまとまった。

チームメンバーの皆さんからは、「すごい」「魔法のようだ」「生産性が段違い」と最大の賛辞をいただき、気分は悪くなかった。
これらのメンバーの方々も、職場でワードを使うことは多少なりともあるらしいんだが、たとえば「目次は手動で作成していて、本文のページが変わると目次も手動で直す」「校閲はすべて人間がチェックしている」「置き換えは手動でやっている」「事前にスタイルギャラリーを定義せず、個別にスタリングしている」らしいのだ。

加えて、文字のスタイルや図表のデザインについてもwindows95で作った文書かと思う程度に古臭く、大変申し訳ないが普段の仕事の程度が知れていると考えざるを得ない。

これを「やっぱりITエンジニアは違うよね」で終わらせないでほしい。そういうことじゃない。ライティングやデザインは、もはや社会人に共通した最も低レイヤーのスキルだと思う。
どんな仕事であれパソコンは欠かせないし、パソコンが欠かせない仕事ってのはライティングとデザインが仕事のはずなんだ。それなのに、「あなたの資料は綺麗です。私はできません。」が通用するとは思わないでほしい。

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