本当に休めないのか?

たっぷり有給をとってたら、「お前だけ休みすぎやろ」のご指摘があってだな。

有給休暇が権利うんぬんとか低レイヤーの議論はするつもりはないんだけども、それにしたって「逆に他の方が休まなすぎなのでは?」と聞いてみたところ、「みんな忙しくて休めない」のだそう。

それは、果たして本当なのだろうか。
2018年までは「年間1日か2日しか取得しない」という社畜ばかりだった。
これが2019年以降、5日間取得の義務化以降は、全員5日間きっちり取るようになった。
全体の仕事量が減ったとは思えない。

あるいは2010年頃までは月80~100H残業する人はざらにいたものだが、今では45Hを超える人は1人もいない。全体の仕事量が減ったとは思えない。
結局、「年間20日休む設計」をしてないから休めないだけじゃないのかと疑ってしまう。

そしてもう一つは遠慮。誰のために遠慮してるのか問いたい。そうやって求められてない遠慮をすることで、最終的には全体が息苦しくなっていくこと、誰のためにもなってないことをご理解いただきたい。
組織というのは、てめぇ1人が今この世からいなくなったって、普通に回るぞ。

休んだら周囲に迷惑がかかるとか言うけど、そんなのは当たり前と考えた方がいい。
たとえば普段7人で回す現場をある日5人で回すんだから、多少の負荷は当たり前。それが容認できず、愚痴がこぼれるくらいならさっさとそいつを解雇したほうがいい。誰も休めなくなっちまうだろうが。
基本的な心構えとして、どれだけ人手不足であろうと、そこで何が起きようと、冷静な判断力だけは失わなければ大丈夫。命まではとられやしないんだから。

もっとのびのびと自由に休もう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA