上流も下流も、技術も対人も、何でもできるすごいやつみたいな言い方。
そうなるのが普通であるという考えに変えていった方がいい。
10年選手が、「俺はインフラはわからないから」とか「俺はプログラムは書けないから」とか、そういうことをいうもんだから、若手も食わず嫌いして伸びない。
お医者さんなんかは、外科医がいたり小児科医がいたり麻酔医がいたり獣医がいたりするけども、これらはある程度国策に基づいて決められた区分けがあり、また個人の恣意でその境界を越えて仕事することはできないんだろうから、仕方がない。
我々の場合、境界なんてものはあってないようなもので、混沌としている。
グニャグニャ混ざり合った世界のなかで、「○○はできない」おじさんだけが、自分のテリトリーを作ってる。やりにくいったらこのうえない。プライドだけは高くて、一歩たりとも自分のテリトリーから出ないくせに、上から目線の物言い。
デザイン、プログラム、インフラ、アーキテクトとか、ゆるふわな境目づくりばかりしてないで、できることを増やしていってほしい。そうじゃないと経験とともに生産量を増やしていくことができないはずだから。