しなやかで強い。

しなやかで強いチームにしたい。
こんな組織で働きたいというぼんやりとした思いのようなものは、多くの人が抱いていると思うが、あまり言語化したことがないように思う。
自分も社会人1年目の頃から、すでに「こういう感じのチーム」みたいな理想はあったと思う。一言にすると、しなやかで強い。因数分解すると以下のような要素になる。

・全メンバーが強い自己肯定感を持っている。
・それぞれ異なる得意分野を持つ。
・いつも涼しい顔で冷静に仕事をしている。
・身近に尊敬できるメンバーがいる。
・仲間も他人であるという適切な距離感がある。

1つ1つは難しいことじゃないのに、これを備えた5人以上のチームを成立させるのは難しい。一生望まぬ願いかもしれない。
戦隊ものみたいな全員がヒーローたるマインドじゃなくていい、あるいは湘北高校のように漫画に出てくるキラキラした感じじゃなくていい。

しかしどこまで行っても結局は他人に期待することになので、早々に諦めてる感はある。
IT企業ってそういうチームなんだと思ってた。だってソフトウェア開発って面白いし、そこに集まる人たちはそれが好きで夢中になってる人たちだと思ってた。
でも実際は、10人いたら9人は、しょうがなくプログラミングしている感じだ。地域性もあるんだろうか。

本当に実現するなら、自ら組織するしかないんだろうな。そしたら自由に出し入れできるんだろうし。そこまでのバイタリティがもうない。若いうちに挑戦しておくんだったと思ったり。

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