紅海リゾート 奇跡の救出計画(2019, アメリカ)

紅海リゾート 奇跡の救出計画』感想(ネタバレ)…Netflix;移民を救うのが本当のヒーロー | シネマンドレイク:映画感想&レビュー

舞台は1960年~70年代、内戦状態のエチオピア。
ユダヤ系エチオピア難民のイスラエルへの秘密輸送を描いた実話。

ユダヤ系エチオピア人のことを「ベタ・イスラエル」と呼び、1000年以上の歴史があるらしい。1970年代の政権は、とにかく社会主義・共産主義に傾倒しており、反宗教、反イスラエルを推し進め、また一方ではイスラエル政府は、ベタイスラエルを全面的に承認する立場をとったため、みんなとにかく脱出したい機運だったよう。

モサドの諜報員だったアリ(主人公)は信頼できる仲間を集めて、作戦を企てる。
南スーダンの紅海沿岸のリゾートホテルを買い取り、そこを難民保護拠点にして、海路でイスラエルへ逃がしていこうと。
一度に輸送できるのは200人くらいのようで、それを何度もピストン輸送したっぽい。
最終的には政府軍側にバレて、追い詰められながらも貨物機で最後の脱出も成功する。

こういうのは最後にバレちゃったからこそ世界に知れ渡ったわけで、世界には最後までバレていない人道支援作戦みたいなのがもっとたくさんあると思うと面白い。

国家レベルで嘘で塗り固めて突飛な作戦を遂行する感じ、好き。
ヘイリーベネットみたいな顔も、好き。

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