いずれにせよさっさと現場投入するのがいい

新人教育について考えたい。

次のように、人材2種、環境2種で単純化してみる。

学習意欲のないA氏、学習意欲のあるB氏
教育環境のそろったC社、教育環境がなく即現場投入のD社

組合せ① 人材A:意欲ナシ × 環境C:教育アリ
最初は座学で始まるので心は折れづらいが、意欲がないため覚えは悪く飲み込みも悪い。
いずれ現場投入してもさほど活躍は期待できず、挫折するかどうかは本人次第だが費用対効果はものすごく低い。

組合せ② 人材A:意欲ナシ × 環境D:教育ナシ
即現場投入で心が折れる。すぐにやめると思う。サンクコスト効果が発生せずむしろありがたい。

組合せ③ 人材B:意欲アリ × 環境C:教育アリ
覚えが良く飲み込みも早い。すぐに活躍できそうでむしろ教育時間がもったいない。

組合せ④ 人材B:意欲アリ × 環境D:教育ナシ
失敗もあるがフォロー体制さえあれば即戦力。

単純化しすぎなのは重々の十承知だが、結局は本人の意欲によるところが大きいことがわかる。環境はあまり関係ない。AとBの中間にいる層の教育良否を、環境の良否が左右することは確かにあるとは思う。

それにしても、意欲がない人を何とか鎖でつないでおいても互いに苦しいだけだから、さっさと現場投入してふるいにかけるってのがお互いのために得策なんじゃないか?

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