漢字ぐだぐだしすぎ

小学校で習う漢字 1026字、中学校で習う漢字 1110字 。
義務教育 合計 2136字。これが、いわゆる常用漢字ってやつ。

しかし、日本には10万字以上の漢字が現存してる らしい 。

「らしい」ってのは、現存する漢字の数は、正確にはわからないから。
最も網羅性が高いとされる大漢和辞典(大修館書店)には、約5万文字が掲載されているとされているが、じゃあ残りの5万は、どこにあるのか。
どこにも載ってないとすれば、「現存」の定義は何なのか。新しい漢字が生まれる瞬間は想像できるが、字が死ぬ瞬間は想像できない、これは増え続けるということなのか?

いろいろ調べてもこれだという情報はなくグダグダしすぎなんだが、
明治以降は国として新しい漢字は作っておらず、死ぬときは人知れず死ぬんだろうと自分的に結論付けた。生き物と同じで、人知れず死ぬ。それだけのこと。

言語の一部なもんで、みんなが使いはじめたら言語だし、誰も使わなければ人知れず死ぬだけ。
広辞苑も年々ページ数が増えてる。いつか一冊に収まらなくなるのではと思いきや、技術が進んで紙の薄さを極限まで削っており、書籍としての厚さは実はほとんど変わってない。

10万字を収録したウェブサービスがあったら面白そう。
もちろんフォントがないから画像になるだろうけど。でも今はもう新しい漢字が生まれてこないのだから、きちんと管理しようと思えば管理できるのでは?
そのシステムで字の生死を管理したらいいし、コンピュータの力を使って「これとこれは全く同じ意味で似てるから1つにしよう」というように、改版していけばいいのに。
今の仕様を記憶してる我々にとっては覚え直すというツライ作業が待っているが、シンプルになっていけば未来は明るいじゃんね。

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