異次元の強さ

今回の人事で、正式に担当が変わった。今年度は兼務だったから、兼務が解除されて専任できることになった。
ところが、蓋をあければ来年度も同じように「兼務してもらう」とのこと。
辞令ってそんな軽々しいものだったんだ。ほーう。

さて、人と事業が密接に関係している中小企業にあっては、エース社員は異動できないことが多い。短期的にはそれが成果に結びつくが、長期的には「育成」に目を背ける組織になりがち。

金銀を動かさず、牽制しあって歩兵の交換に終わり、組織は硬直化が進む。
そうして温めてきたエースも、10年後には無事おじさんになって最悪の場合は老害化、若手の能力発揮を阻害するのが仕事になってくる。自分も例外ではない。

将棋がわからない人には申し訳ないが、金銀ポジションよりは、飛車角ポジションを維持していきたい。幸いにして今も、そういった一定の自由度が認められてる感はある。
(認められているのか、抑制できないと諦められているのか微妙だ)

飛車角ってのは、他の駒と比べると少し強いってレベルではなく、異次元の強さなんだ。
こういうビジネスの世界でも、異次元の強さみたいなものを持ってる人ってごくごく稀にいる。
そういう人は、ぬくぬく側近ポジションにとどまるということはなく、むしろそういう人らを一刀両断にするような説得力や迫力を持っている。

男たるもの、異次元の強さを追求していきたい。

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