安否確認システム。最近導入してる会社さんは多いと思う。
自分が所属する組織も、多分にもれず運用している。
地震や台風といった天災があると、個人デバイスにメールが飛んでくる。
これになかなか返事をしない人がいるらしく、毎度毎度「○○さんが返事を打ってない」とか、「早く返事を入れてくれないと」とか、そんな話になってるんだが。
挙げ句、グループチャット内で「安否確認メール来たから皆早く返事してー」とか声をかけあったりして。イヤイヤ、安否確認システムいらんやん。グループチャットでいいじゃん。
わかるよ。そういう最小の組織単位じゃなくて、全社での状況把握に使うって。
ただもしそうだとするならば、
返事がなければ「死んでる」かもしれないという動きを真剣にしてみるのが良さそう。そうやってのらりくらりと運用してるから「返事をしないのろま」がいなくならないし、仕組みのおかしさに気づかない馬鹿もいなくならない。
30分以内に返事がなければ、「死んだ」かもしれないと思って総務部門が従業員に対して鬼電するか自宅訪問するかしたら、次からはすぐに返すかもしれない。
やるからには、まずはその情報を使いたい人が「真剣に」使うべきと思うわけで。
あとは緊急連絡網も同じ。監査前になると、「連絡網見ておいてください」といったありがたいアナウンスが来るのだが、これまでどんな緊急事態においてもそれが機能したことはないのによくそんなことを真顔で言えるなと思う。
以前、グループチャットのほうが確実ではないかと進言したことがあったが、「見ない可能性がある」と、さも当たり前のように言ってたけど、「電話なら確実」とする根拠は?ひょっとして電電公社の人なの?「災害に強い通信手段はインターネットである」と、東日本大震災で勉強したのは最近のこと。