合格までの道のり

中小企業診断士試験、合格までの道のりを軽く記録しておく。

2020年4月、志す。
いろいろ調べて、独学&過去問のみ演習 で乗り切ることにした。
その日に「過去問完全マスター」を4冊注文した。
(経済学、財務会計、企業経営、運営管理)
そして受験申込、東京会場。

2020年5月 ~ 6月、全然勉強しない阿呆になった。
初日の3科目だけ受験して、1つ科目合格が取れればよいと開き直る

2020年7月、1週間だけ勉強をして初日の3科目だけ受験。
経済学と企業経営理論の2科目に合格。

2020年8月~2021年2月、無勉の阿呆になる。
つまり、初年度は数日間(時間にして30H程度)しかやってないという無能っぷり。

仕切り直して、

2021年4月、平日の猛勉強を開始。(ここからようやっと挑戦が始まった感じ)
毎朝5時に起き、6時に出社、始業時間の8時半までの2時間ちょっとで過去問しまくる。

2021年6月、この頃から休日も犠牲にし始める。
過去問を解きまくるのが日課になり、それをやってないと落ち着かないという無双状態。

おおよその勉強時間。4月60H、5月70H、6月80H、7月100H。良いペース。
この段階で、財務と運営管理はイケる感触だった。
法務と政策はまだやり始めたばかりで焦っていたが、足切りを免れればいいと楽観視。
作戦的には、財務と法務はそれぞれ70~80、法務と政策はそれぞれ50~60でいいと考えていた。

2021年8月、一次試験。想定したとおりの感触。

2021年9月、無事一次を通過。
結果は、財務と運営は70以上、法務と政策は50点台、まさに想定したとおり。
作戦どおりと言えば聞こえはいいが、結果が出るまではかなりヒヤヒヤしていた。

2021年10月、二次試験の勉強を始める。(厳密には9月下旬頃、一次合格が決まってから)
この頃はユーチューブで野網先生に勇気づけられた。
感覚的には、情報処理試験のプロマネに似てるかなぁと思ってた。突飛な回答で合格することはない。回答に一貫性をもって堅実に実現可能な提案を積み上げる。それだけ。
この頃も、5時起きからの6時出社、毎朝1事例解いて答案分析までを毎日毎日。
昼休みも残業前の休憩時間も周りを無視して孤独に勉強。

「あいつは何してんだ」「頭おかしいやろ」的な空気にはもう慣れた。

多くの受験者は、過去問は5年~7年分を2周やるそうだが、俺は過去問を2006年時までさかのぼって14年分を3周やった。なんせ模試も受けない、予備校も行かない、参考書も見ない、協会HPから取得できる過去問とネットの記事だけで勉強した。

2021年11月、本番。
事例1~3は高得点の手応えあり、事例4は全くダメで足切りの感触。

2022年1月、合格してた。そのまま口述試験まで行って、無事合格。

厳密には2020年度試験から始まっているものの、実質は1年でストレート合格みたいな奇跡。

トータルの勉強時間
2020年:30H
2021年:600H
(厳密には記録してないんだが、ルーティーンは作ってたので概算でも大ブレはない)

一番きつかったのは一次試験の前日の夜。
適当なカプセルホテルだったんだがあまり眠れなくて、「俺、なにやってんだろ」的な弱い心に支配された瞬間があった。やらなくてもいいことにわざわざ挑戦して、時間を犠牲にして県外まで来て、狭いカプセルホテルに泊まって、そこまでしてやる意義があるのか、よくわからなくなった。でもきつかったのはこの瞬間くらいで、それ以外は馬鹿になれた。


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