そうは言ってもまずは尊敬させてほしい

部下という人種は、従えと言われれば従うが、従うだけであってそれ以上のことはない。
すると、「お前らは言われたことだけをやるイエスマンだ」と言い出して、じゃあおかしいなと思うことがあれば提言して見ると、「いいから従え」と。以下繰り返し。

最初の時点で、「尊敬の種」みたいなのが芽生えてないと、一生良い状態にならない。
尊敬の種を蒔くのは上司側にしかできない。部下側は尊敬するための「心の準備」はできている。それは本当に、相手が上司というだけで十分。

ところが、一向に種を蒔かない。
それどころか人によって態度を変えたり、仕事に情熱がなかったり、部下に攻撃的だったり。
見た目がだらしなかったり、言動に一貫性がなかったり、部下に関心がなかったり。

あぁ、だるいわこいつ。ってなるんだよ。こうなると、言われたことに従うだけ。
極度にオペレーショナルな仕事ならそれでもいいと思うけど、上司が部下にクリエイティブを求めないと運営できない事業なら、もうあとは地獄。

どうしてそういう感じになるんだろ。やっぱり、上司と部下という取るべきポジションが決まってるからだよな。学校のクラス替えとかだと、みんな同じようにソワソワして探りながら仲間になっていくし、その過程で自分はココだというポジションが決まる。アメーバみたいに徐々に。だからそれなりにどのグループを見てもフィット感がある。仲間外れになる人も出てくるけど、それはそれでクラスにフィットしたとも言える。

職場ではそうはいかないから、やっぱりまずは尊敬の種を撒いてほしい。
仕事への情熱と真剣さ、部下への関心と教育。本当にそれだけでいいからビジネス本に書いてある程度のことをやってほしい。
そうすると部下はついてくると思うけどなぁ。

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