失敗しても失敗しても、何一つ変えようとせずただただ取り組む。
これは、本当に解決したいとは思っていない、あるいは解決する必要がないことなのかもしれない。
A氏にとって「いくら言ってもできないB氏」がいるとして、A氏かB氏のいずれかが「絶対に解決しないといけない」と真に考えているとすれば、A氏は言い方ややり方や与える状況を変えていくはずだが、A氏「俺は言ったぞ、あとはオマエな」というマウントばかりだし、B氏は「はい、わかりました」といっては全くできない。
どちらも無能に違いないが、どちらかといえば悪いのはB氏じゃなくてA氏だと自分は思う。
A氏は、「B氏が言ってもできない」という「これ以上ない事実」を、直視しようとしない、学習しようとしない、そこから目を背けている。
ところが、傍からみれば問題を解決しようとしているA氏と従わないB氏になる。
A氏はこの状況にあぐらをかいている。他者から見ればまともなA氏と異常なB氏。
A氏にとってこの状況は安全だ。B氏へ働きかけている(フリ)さえ見せていれば、それで自分の仕事は全うしているように見せることができる。
だけど、俺の目はごまかせない。真に問題を解決しようとしていないことは明白だ。
いくらいっても実現できないことをただただ言い続けて、何一つ成果に結びついていないじゃないか。
結局、真に解決しようとは思ってないんだ。すべて自責で対応する覚悟がないんだ。