むしろ好感度低い

毎朝顔を合わせているフロア掃除のお兄さんがいる。なんとなくオフィスクリーニングの請負会社って比較的高齢な方・女性が多いイメージだが、この方は30代くらいのかっこいい感じの男性なのだが。

結構はきはきと「おはようございます!」って挨拶してくるので、僕もお返しして元気をもらっていた。好感度高いと思っていたのに、あるとき見てはいけないところを見てしまった。ごみをまとめる作業をしているとき独り言でめちゃくちゃ文句言ってた。「また分別してねぇよ」とか「きったねーな」とか。

最初は気のせいかなとも思ったが、以来、はきはきした挨拶後の深い闇が気になって様子を見ていると、どうやら毎日文句言いながら仕事してる。全力で舌打ちとかしてる。あの「おはようございます」どこいったの。むしろその落差が好感度低い。イヤならやめろよと思う。

だけどふと気づいた。オフィスワークしてる僕らだって「なんなのこの資料」とか「うわーまた連絡きた」とか言いながら仕事してる。さすがに本気の愚痴でもないし舌打ちはないが、そうやってバランスをとっているんだと言われればわかる気もする。

とはいえ、僕がこのお兄さんを残念だと思ったのと同じように、何気ない独り言が周囲を不快にしたり気を遣わせたりしている可能性があると思うとぞっとする。特に役職や立場が上の人の何気ない一言や大きな溜息はチームや組織の生産性や心理的安全性を低下させるってのも理解。

これは一生のテーマだけど、「いつもご機嫌」に過ごしたい。そうじゃない瞬間はこの先あと何百回・何千回とあるかもしれないが、そういう瞬間が一度でも減らせるように鍛錬しないと。

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