ここでは、あらかじめ予定した3人以上でのお酒を含む食事会を飲み会と定義する。
これまで100回程度は飲み会というものに参加してきたが、すべからく2時間以上だった。考えてみれば、社会人になって最初の飲み会(新入社員歓迎会)から、「長いな」と思っていた。もちろん、いつもいつもそう思うわけでもなくて、心から楽しい飲み会は3時間が一瞬に感じることも多々あった。
だがしかし、飲み会=2時間以上を社会の常識かのようにするのはそろそろ終わらせたい。僕が楽しいと感じているときでさえ、1時間でぶったぎって終わらせるべきだと考える。その理由を明らかにしておきたい。
1.楽しんでない人がいる
これは経験上間違いない。僕が当事者であることも多かったし、僕が心から楽しい瞬間は誰かを楽しくない状態に追いやってるに違いない。逆の状況を知っているからこれは確信めいている。無論、はじめから楽しくなさそうだと思えば参加する必要はないのだが、「行ってみようかな」くらいのマジョリティが「あ、楽しくないな」と感じてしまったら、その組織にとってマイナスでしかない。(組織と表現したが、仕事関係に限らない)
2.ピークで切るからまた快く会える
大抵は開始から1時間前後が盛り上がるポイントである。摂取したアルコールが脳に到達するまで約30分かかるとされており、経験的にもスタートから1時間くらいまでは盛り上がりが持続する。その先は順調に盛り上がる場合もあるが、傾向としてはずっと同じ人がしゃべり続けるか、悪ふざけが始まるか、いつもと同じ昔話・馬鹿話を繰り返すかの3パターンが多い。
ピークエンドの法則ともまた違うが、「まだもう少し話したい」くらいでぶった切るからこそ、次も楽しく会える。ちょうどよいところで1話1話を切っていくドラマのように時間でぶった切ればいい。
3.会話内容まで覚えちゃいない
2時間も3時間もダラダラ過ごしても、会話内容まで覚えていない。仮にそこに人生を豊かにする話や閃きがあったとしても、覚えていないなら意味がない。
合理的な解決の方向性だと思うが、こればかりは日本全国せーので1時間常識を取り入れたい。盛り上がりのピークで僕だけ帰りますと言えるほどの強さがない。だけど、今度やってみようかとも思ってる。