大阪東京ときどき新潟

年末が近づいてきた。というのに気温が20度もあって冬感がない。職場ではTシャツで仕事をしている始末。そこだけ切り取れば真夏と変わりない。

一方で街を歩けば、マライアキャリーの「恋人たちのクリスマス」が僕を執拗に追いかけてくる。何もクリスマスは恋人たちだけのものではないのに。

相変わらず大阪東京新潟を行き来しては、駅に着くたびに「えっとココはどこだっけ」とコンマ何秒考えてから「あ、今回は東京だ」と認識する。寝起きも同じだ。ホテルやら家やらで目覚めたとき「今日はどこだっけ」から始まる。

これに関しては特にストレスはない。前職時代から旅のプロを自覚している。ましてや大都市というよりは地方都市が仕事の中心だったあの頃と比べれば、恵まれているとさえ思える。移動手段も宿泊先も、直前の予約で何とかなっているし、食事や生活で困ることもない。

むしろこうして遊牧民のように拠点から拠点を移動するような生活を望んでいるのかもしれない。無論、定住したくないということでもなくて、ずっと同じところで暮らすことにも何らストレスがないことを考えると、そもそも寝る場所だとか食べるものだとかにこだわりがないのかなと思う。

加えて、今のこの3拠点を7割・2割・1割くらいのバランスで過ごしていることもちょうどよいと思っている。これが3割ずつくらいだと緩急をつけづらい。直球・スライダー・フォークくらいの配球で試合を組み立てていると長いイニングを投げられるようなそんな感じ。とはいえ、この先何年も3拠点生活は現実的ではないため、5年後くらいを目途に定住先の見定めが必要と思ってる。

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