思いつきで夜行フェリーに飛び乗って伊豆大島に来てしまった。が、案の定なにもなくて早く帰りたい。いくつかの問題点とともに旅路を振り返る。
問題１．UQは圏外・東海汽船WI-FIはおせぇ
基本的に電波がなく、作業ができなかった。いや、フロアによってはつながるポイントもあったのだが、少なくとも自分の部屋は圏外で、６階とかデッキにでないと世界とつながることができなかった。最初からデジタルデトックスするつもりだったなら良かったが、PCで集中して作業したかった俺にとっては苦痛だった。
問題２．二等室は動物園だった
雑魚寝は構わないのだが、同室の人たちのイビキがうるさくて眠れなかった。１時間くらい我慢してみたものの全く眠れず、途中から二人目のイビキ（というかこっちはうめき声？）のコーラスが始まって、これは無理だと思ってフロントに申し出て部屋を変えてもらった。移動後は快適になって即落ちした。
問題３．島に用事がない
着いてから、やることがない。朝６時から港近くの定食屋さんが営業中だったので焼魚定食を食べたり、少し散歩をして喫茶店でコーヒーを飲んだりしたら、それだけで満足した。釣りとかサイクリングとか、アウトドアを目的に来る場所なんだ。どうしてそんなことすらわからなかったんだろう。
問題４．一人で来ても意味がない
旅路がいくら苦難でも、仲間やパートナーがいれば見える景色は違うだろう。俺は常に一人なので、何もないこの島がモノクロに映る。もし万が一、億が一、もう一度来ることがあったら誰か引っ張ってきたい。もちろん一等室かビップルームで過ごしたい。
ただ、夜の海は素敵だったな。これを見るために、もっかい来てやってもいいけど。
