朝、最初に飲むもの

どうしてなのか原理は解明できていないのだが、朝最初に飲む飲み物が、その日1日のメインドリンクになる傾向がある。たとえば、起き抜けにコーヒーを飲むと、その日1日は何杯もコーヒーを飲んでしまう。朝が水から始まると、その日1日は何杯も水を飲んでしまう。

在宅勤務が多かったときは、白湯から1日が始まっていたのだが、夕方までずーっと白湯ばかり飲む日々だった。これは仮説だが、無意識に「意思決定コスト」を最少化してるんじゃないかと思う。日頃からそういう傾向はあって、お気に入りの服は何着も買って常備して毎日同じ服で過ごしたい・毎日同じご飯でも飽きないどころかむしろ確実においしくて安心・ビールを飲み始めたら最後まで絶対ビール。

こういう感じで、いちいち何かを決めることに脳内リソースを持っていかれることを無意識に拒絶する習性になった結果、最初に選択したドリンクを終日貫くのだと思う。そうやって空いた脳内リソースを何か別のことに有効活用できてるのであれば褒められたものだが、せいぜい仕事をちょっと頑張る程度にしか活用できていない。

今はこうして「あえて」選択することを避けて自分で決めた1つを実践しつづけることにしているわけだが、これはともすれば「老化」と言えなくもなく、つまりそれは新しいことを受け入れられない・他人や世間を無視してしまうことにもつながりかねないリスクとも言える。

相応に柔軟性をもって、たまにはコカ・コーラを飲んでみるとか、奇抜なコーディネートをしてみるとか、そうやってアソビゴコロをもって過ごせるようにならないとな。

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