転職前に培った能力が、転職先で互換性があったかというと、自分の場合は確実にYESである。
これは幸か不幸か偶然ファーストアサインが前職の延長のようなプロジェクトだったからという点も少なからずある。
しかしそれを差し置いたとしても、これだけはと言えるたった1つのスキルがあるとすれば、それは「目の前の困った人を助ける」スキルだったかなと思う。
これは、転職前には想像もしなかったことだ。
外部・内部・立場の上下に関係なく、目の前にいる困った人を助けることを呼吸するようにできる人なら、どのような職場でも活躍できるのだろうし、そうでなければ厳しいと言って差支えないのかなと思うわけだ。
ただしこれは、そういうマインドセットだけの話ではなく、きちんと目の前の人の困りごとを解決できるかどうかにかかってる。これは汎用的な問題解決スキルということになる。
前職では、お客の問題を解決するのが仕事だった。
その手段の多くがITスキルだっただけであって、解決できれば何でもよかった。
この事実に入社2,3年目くらいで気づけたことはラッキーだった。
当時20代前半だったクソガキの僕を、それなりのロールで使ってくれた上司のおかげだ。
さておき、こうした本当に必要なスキル(ソフトスキル)を面接の場で証明することも見抜くこともできない。だから、ハードスキル合戦になる。
資格、経歴、学歴しか、実質的な評価方法がない。
前職の仲間たちは、リファラル採用に推薦できるような優秀な人がたくさんいる。
だけど、誘ってしまえば僕への忖度で本当は受けたくもない採用面接を受ける判断をしそうでなかなか全員は誘えない。
みんな互換性、あるんだけどなー。