新幹線でのオジサンの態度のデカさは異常

新幹線でのオジサンの態度のデカさは異常。
これは一体なんなのか。

薄汚れた靴と靴下を脱ぎ散らかして、お世辞にも長いとは言えない両の足をこれでもかと前にだらーんと伸ばし、介護ベッドのごとくリクライニングを倒したかと思えば、数日ぶりに餌にありつけた肉食動物のごとくお弁当を開封し、口元に拡声器でもついてるんかと思うほどの咀嚼音を立てながら、鼻息をあらげてビールで流し込み口から謎のガス(たぶん人類最終兵器)を発している。

たぶんこの人は、「公共の場でこれ以上ない下品な振る舞いをする罰ゲーム」をさせられているに違いない。そうでもなければおかしい。自宅だとしてもこんな動物みたいな振る舞いにはならない。あるいは今日で人間卒業かな?

きっと普段は素敵な紳士で、思慮と知性に溢れ、弱気を助け強きを挫くようなジェントルマンに違いないんだ。
皆々落ち着いて、彼は悪くないの。罰ゲームをさせられてるのだから。

さておき、帰りの新幹線という仕事と自宅のグラデーションのまさに中間地点に特別な背徳感・高揚感があることは理解できる。
家で一人で飲むのとは違う、外で同僚と飲むのとも違う、ほんの数分前までクライアントとやり取りしていたストレスフルな状況からの圧倒的な落差での快楽の海へダイブ。

だからって許されないよ。少し人目を気にして上品に過ごしなさい。
俺が言いたいのはそれだけ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA