2040年、社会保障費190兆円

2023年度の1.6倍にまで膨らむらしい。(2023年度 118兆円 → 2040年度 190兆円)

高齢者を生かすのに100兆円・200兆円の話をしてる一方で、少子化・子育ては3兆・5兆で議論してる。

日本人の平均寿命が大体85歳だとすると、
65歳の人を85歳まで生かすための20年間に100兆円単位で投入するのに、0歳の赤子を20歳にするための20年間には5兆円しか投入しないってこと。この異常さに今頃気づいた。

医療が進みすぎたのかなーと思う。昭和初期までは平均寿命は40歳~50歳だったらしい。めちゃくちゃコスパ良い。現役もりもりのピークで死ぬ。さすがに50歳は早すぎるか。
60歳くらいで死にたいかな。

死の肯定は圧倒的タブーで語っちゃいけないみたいな空気感あるけど、その空気感が「寿命は長ければ長いほど良いとする価値観」につながってると思う。もしかしたら、延ばせばいいってものじゃないのかもしれない。

これを政治や経済のデザインの問題にするには無理がある。
問題は、60歳を過ぎたあたりから維持メンテに膨大なお金がかかるようになる仕様であって、もちろん再生医療とかサーチュイン遺伝子の活性化とか研究はどんどん進めればいいと思うけど、一方では死の肯定と向き合って、その両輪で準備を進めていかないといけないね。

今のところ、安楽死・尊厳死の合法化は進んでない。だから片輪の延命技術ばかりが強化されて上手にまっすぐ走れない感じー。

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