在宅勤務における残業

前職では、在宅勤務時は原則禁止だった残業。たしか、「際限なく働いてしまう」「ちゃんと作業したかどうかわからない」と、こんな感じの理由だったと思う。

現職では、勤務形態がリモートであろうとオンサイトであろうと違いはなく、上司の承認(命令)で時間外勤務を行う。月に45Hを超える場合には事前に申請が必要といった点は、前職と同じだ。

さて、在宅勤務と残業は、たしかに相性が悪いと思う。サボろうと思えばサボれるし、時給思考(成果ではなく時間で給料をもらう考え)になりがちなのもわかる。
もちろん理屈としては、上司やクライアントが成果を評価しているのだからサボっていればチェックが働くというのもわかるが、通常勤務時間の成果を過少申告して残業で追いついたように見せることは難しくないように思う。

自分の場合、そういった疑いをかけられることが絶対にイヤなので、始業時に作業内容の申告、終業時に作業進捗の報告をしている。チームメンバーがいるスレッドで勝手にやっているのだが、それが自分を律する薬になっている。
仕事の成否において、作業者個人の見積もり能力と遂行能力ってやっぱりめちゃめちゃ重要だと思うわけだ。チェック機構がいくら強く働いたとしても予算と期間は決まってるからなぁ。

新卒はさておき、中途の採用過程ではこれらの能力を計測できるような仕組みにしておかないと、人材採用って業務はギャンブルなんだよなー。

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